【完全ガイド】ミーレ食洗機の購入・設置・使い方・全プロセスを解説

ミーレ食洗機の導入を検討している皆さんや、すでに使用をしている皆さんの中で、こんな悩みを抱えていませんか？

ミーレ食洗機を使用するにあたって、たくさんの疑問や悩みが出てくるはずです。

そんな悩みを解消するために、ミーレ食洗機の購入準備から、設置、使用、お手入れまで、幅広い情報をまとめました。

この記事を読んで、ミーレ食洗機導入への全プロセスを理解し、快適なミーレ食洗機生活を送ってほしいです。

ミーレ食洗機を選ぶ前に知っておきたいこと

ミーレというブランドについて

ミーレブランドの歴史

ミーレ（Miele）は、高品質な家電製品や商業用製品を製造するドイツ発祥のブランドです。

1899年に創業されたミーレは長い歴史をもち、耐久性、性能、効率性、デザイン、および環境への配慮を重視した高品質な家電製品を世界中に展開しています。

ミーレが選ばれる理由

日本におけるミーレのイメージは、「高級食洗機のブランド」といった印象が強いと思います。世界的に見てもミーレは誰もが憧れる高級家電ブランドの地位を確立しています。

以下に世界各国でミーレが選ばれる理由を6つあげます。

高品質で、究極なサステナビリティを実現するミーレの製品は、世界中で高い評価を受けていることがわかります。

ミーレ食洗機の価格帯について

ミーレの食洗機は、一般的な食洗機と比較して価格が高いという印象があります。今回は、ミーレと同じ海外ブランドのボッシュ、国内メーカーのリンナイで幅60cmと幅45㎝のフロントオープンタイプの金額を比較してみます。

	ミーレ	ボッシュ	リンナイ
幅60㎝	¥374,000～¥858,000	¥423,500	対象製品なし
幅45㎝	¥253,000～¥451,000	¥273,900～¥363,000	¥228,030～¥261,800

他社と比較するとミーレ食洗機は高価格帯の設定となっていることがわかります。

もっと詳しくミーレブランドについて知りたい方は、こちらの記事↓↓↓をごらんください。

ミーレ食洗機を導入すべき５つの理由

ビルトイン食洗機の導入を検討している皆さんや、どうしようか迷っている皆さんに言いたいのは、「ミーレ食洗機を絶対に導入するべき」ということです。

私自身、2022年5月にミーレ食洗機を導入してから約2年、ほぼ毎日ミーレ食洗機を使って食器洗いを行っています。ミーレ食洗機を導入して以来、面倒な食器洗いから開放され、ストレスフリーの生活を送ることができています。

そんな私が考える、食洗機の購入を検討している人が絶対にミーレ食洗機を導入すべき理由は以下の通りです。

導入すべき５つの理由についての詳しい解説は、こちらの記事↓↓↓をごらんください。

ミーレの食洗機は、すべての人が導入するべき最強の時短家電と言えます。

ミーレ食洗機を導入するメリットとデメリット

すべての人におすすめできるミーレ食洗機ですが、「購入にあと一歩踏み出すことができない」という悩みを持つ人は、ミーレ食洗機のメリットとデメリットを理解することで、購入に向けた最後の決断を下すことができるようになります！

メリット９選

デメリット６選

たくさんのメリットがある一方でデメリットも当然存在します。

メリットデメリットについて詳しい解説はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

購入前の準備：ショールーム見学から購入までの流れ

ショールーム

ミーレ食洗機購入への第一歩は、まずはショールームに行ってみることです。

ミーレのショールーム（直営店）は国内に6か所

ミーレのショールーム「Miele Experience Center (直営店) 」は国内に6か所（目黒、表参道、日比谷、名古屋、大阪、神戸）あります。

Miele Experience Center は実際の製品を見て触って、体験できる体験型店舗です。ミーレ食洗機の購入を検討している皆さんは実際に行くことをおすすめします。

ショールームで対応してくれたスタッフは、こちらの質問に対してとても丁寧に答えてくれました。スタッフの知識の豊富さや、説明の上手さ、何よりミーレに対する自信と熱い思いを感じることができました。

Miele Experience Centerでスタッフに質問した内容など、詳しく知りたい方はこちら↓↓の記事をご覧ください。

他の食洗機メーカーとの違い

ミーレの食洗機の魅力を知るためには他社との比較が必要です。

今回比較するのは以下の食洗機メーカーです。

海外メーカー	国内メーカー
ミーレ・ボッシュ・ガゲナウ・AEG	パナソニック・リンナイ

フロントオープンタイプの食洗機といえば海外メーカーというイメージがありますが、最近ではパナソニックやリンナイといった国内メーカーも、フロントオープンタイプの機種が充実してきています。

比較した結論としては以下の通りです。

比較項目	結論
価格帯	一番安いのはミーレとリンナイ、バランスが良いのはボッシュ
商品ラインナップ数	ダントツでミーレが多い
洗浄モードの種類	各メーカで大差はない
カウンター高さ	リンナイ、パナソニック、ミーレはカウンター高さ850mmのシステムキッチンに対応
洗浄力	ミーレ、パナソニック、ガゲナウ、AEGは予洗い不要
洗浄容量	各メーカー600mmサイズなら12〜14人分の食器を一度に洗浄可能
節水・節電	ミーレが一番少ない水と電気で洗浄可能。 水道代8.9 L / 2.33円＋電気代0.7kWh / 18.9円＝21.23円
静音性	パナソニックが38dB、AEGが37dB〜39dB、他が42ｄB
製品寿命：	ミーレは耐用年数20年
保証	ボッシュは5年の長期保証
アフターサービス	ミーレ、パナソニック、リンナイはメーカーが直接対応
乾燥機能	パナソニックやリンナイのヒーター乾燥がおすすめ
その他特徴的な機能	ミーレ：AutoDos、Miele@home、AEG：Comfort Lift、パナソニック：ナノイーX送風

結論：ミーレ食洗機がない生活なんて考えられないというくらいミーレがおすすめです！

比較した内容の詳細はこちら↓↓↓の記事をご覧ください！

ミーレ食洗機を購入する方法

ミーレ食洗機を購入することができる方法は、３つあります。

・パターン１：ハウスメーカー、リフォーム会社、工務店など
・パターン２：ミーレ直営店や販売店、ミーレオンラインショップ
・パターン３：楽天市場などのネットショップ

この中で一番安く購入できる方法は楽天などのネットショップです。

詳しくはこちら↓↓↓の記事をご覧下さい。

ミーレ食洗機の購入：ニーズに合った適切なモデルの選び方

購入にあたり、どのようなニーズがあるのかを確認し、価格と機能のバランスがとれた機種を選ぶことがとても重要です。

ミーレ食洗機の全モデルのスペックについて

ミーレ食洗機の機種は大きく４つのグレードと2つのサイズによって、スペックを分けることができます。ただ、機種によるスペックの違いを比較しようと思っても、本当に必要な機能が何なのか分かりにくく、結局どの機種を選べばよいか悩んでしまいます。

	60cm	価格帯	45cm	価格帯
プレミアム	79シリーズ	¥759,000〜¥858,000	ー	ー
ミドルレンジ	73・75シリーズ	¥484,000〜¥594,000	58シリーズ	¥407,000〜¥451,000
エントリー	71シリーズ	¥429,000〜¥462,000	56シリーズ	¥363,000〜¥396,000
ベーシック	52シリーズ	¥374,000	54シリーズ	¥253,000〜¥275,000

73・75シリーズ：60cmミドルレンジモデル

ここでは、ミーレ食洗機の中で、価格と機能のバランスが取れた、最もお勧めできるグレードの機種を紹介します。

G 73◯◯という品番でミーレのホームページに記載がある商品は以下の４つです。

品番	G 7314 C SCU AutoDos	G 7314 C SCi AutoDos	G 7314 C SCi AutoDos	G 7364 C SCVi AutoDos
価格	¥ 484,000	¥ 484,000	¥ 517,000	¥ 528,000
モデル	標準ドア装備タイプ	ドア材取付専用タイプ	ドア材取付専用タイプ	オールドア材取付専用タイプ
操作パネルの色	ブリリアントホワイト	ブリリアントホワイト	ステンレススチール	CleanSteel/オブシディアンブラック

この４つの違いはドアモデルの違いと、操作パネルの色の違いのみになります。

それぞれのグレードについて比較した、詳細についてはこちら↓↓↓の記事をご覧ください！

ミーレ食洗機を選ぶ際のポイント６選

ミーレ食洗機には、全部で２１の機種がラインナップされています。その中で、自分に合った機種を選ぶ際のポイントは以下の６つです。

このポイントに沿って選んで行くと、自分のニーズに合った最も良い機種が見つかります。

選び方のポイントを詳しく知りたい方は、こちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機対応のシステムキッチン１０選

ミーレ食洗機と合わせて、システムキッチンをリフォームする方も多いです。ミーレ食洗機には、対応するシステムキッチンがあるため、事前にどのキッチンなら設置が可能か確認する必要があります。

メーカー	キッチン	価格帯	ミーレ食洗機対応
クリナップ	セントロ	約127万〜300万以上
	ステディア	約76万〜200万以上
LIXIL	リシェル	約88万〜264万以上
	ノクト	約80万〜112万以上
TOTO	ザ・クラッソ	約70万〜250万以上
	ミッテ	約60万〜120万以上
タカラスタンダード	レミュー	約76万〜300万以上
	トレーシア	約55万〜150万以上
パナソニック	Lクラス	約124万〜400万以上
	ラクシーナ	約105万〜200万以上
ハウステック	マルーレ	約82万〜150万以上
	クルート	約63万〜120万以上
トクラス	コラージア	約119万〜300万以上
	Bb	約95万〜180万以上
ウッドワン	スイージー	約68万〜250万以上
	cono:mamma	約140万〜210万以上
キッチンハウス	フルオーダー	350万〜1000万以上
	セミオーダー	222万〜
トーヨーキッチンスタイル	iNO	約200万〜500万以上
	BAY	約110万〜200万以上

すべてのメーカーにミーレ食洗機が設置できるシステムキッチンがあります

ミーレ食洗機対応のシステムキッチンについて詳しく知りたい方はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

設置前に知っておくべきこと

リフォーム会社の選び方

リフォーム会社選びで重要なポイントを５つ紹介します。

特に重要なのが見積もりを複数社から取ることです。

見積もりは以下のポイントについてしっかりと確認してください。

具体的なリフォーム会社の選び方についてはこちら↓↓↓の記事をご覧下さい。

購入後：ミーレ食洗機の使い方を徹底解説

ミーレ食洗機の使い方

ミーレ食洗機を導入して、いよいよ使用開始となった時、「たくさんプログラムがありすぎて、どれをつかって良いかわからない」といった悩みをもつ方がたくさんいます。

日常的に使用するプログラム

ミーレ食洗機は、あらゆるニーズに対応した食器洗いプログラムが用意されています。日常的に使用するプログラムは以下の通りです。

おすすめの洗浄プログラムはオートモード

ミーレの食洗機で最もお勧めできるのがオートモードです。

食洗機内に入っている食器の量や汚れをセンサーで検知し、最も効率の良い方法で洗浄してくれます。どんな汚れにも対応しているため、普段は食器を入れて「オートモード」を押すだけで問題ありません。

オートモードを使用する場合、予洗いをしてしまうと、センサーで汚れがないと判断されてしまうため、かえって洗浄力が落ちてしまうこともあります。ミーレ食洗機の力を最大限に発揮するためにも、予洗いせずに食器を入れてオートモードで洗浄することが最も効率的な洗浄方法です。

ちなみに、我が家は2022年5月にミーレ食洗機を導入して以来、初めは色々なプログラムを試していましたが、結局「オートモード」が一番という結論になり、今ではオートモード以外使用することはほとんどありません。

詳しい使い方についてはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機のおすすめの洗剤５選

ミーレ食洗機を購入すると、純正の洗剤がセットで付いてくるため、最初は多くのユーザーが純正の洗剤を使っています。

しかし、新しい洗剤を買おうと思ったときに、ミーレ純正の洗剤は店舗にあまり置かれておらず、インターネットで購入しようとすると、在庫切れであることが多いです。また、アマゾンなどでは値段が高騰していて、購入を躊躇してしまうこともあります。

実は純正の洗剤よりも安くて洗浄力を維持できる洗剤があります。我が家では「フィニッシュ」という洗剤を使用しており、価格は純正の3分の1程度で、同じような洗浄力を発揮しています。

ミーレ食洗機を使う上でおすすめの洗剤は以下の5つです

ミーレの純正品・フィニッシュ・JOY・キュキュット・チャーミー

それぞれの洗剤について詳しく知りたい方はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機への食器の入れ方

ミーレ食洗機に食器を入れる際の注意事項は、以下の５つです。このポイントを押さえることで効率的に食器の洗浄と乾燥を行うことができます。

実際に食器を入れている様子はこちら↓↓↓の記事をご覧下さい。

ミーレ食洗機のメンテナンスやアフターサービス

日々のお手入れについて

ミーレ食洗機の寿命は約20年と言われています。しかし、日々の手入れを怠ると、20年どころか10年も経たずに故障や不具合が発生する可能性があります。

実際にミーレ食洗機では、週1回のフィルター掃除、月1回の庫内洗浄、年に3回の庫内洗浄剤を使った洗浄を行うことで、最高のパフォーマンスを発揮し続けます。

詳しいお手入れの方法についてはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

アフターサービスはエラーコードについて

ミーレ食洗機を使っていると、不具合が起きた際に、様々なエラーコードが表示されます。そのエラーコードによって対処方法が異なり、エラーの内容によっては自分で対応できるものもありますが、すぐにミーレに連絡して対応を依頼する必要があるケースもあります。

ミーレ食洗機に起こる可能性のあるエラーコードと、その原因と考えられる内容、一般的な対応方法は以下の通りです。

ミーレカスタマーサービスへの連絡方法

ミーレ・カスタマーサービスには、電話またはオンラインフォームのいずれかで連絡することができます。

・電話でのお問い合わせ：0120-310-647 (フリーダイヤル)
【受付時間】月～金 9:00～17:00 (土日祝日除く)

・オンラインフォームでのお問い合わせhttps://life.miele.co.jp/form/inquiry/

トラブルシューティングについての詳細はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機で洗う際に注意が必要なもの

ミーレ食洗機は非常に便利ですが、すべての食器などを洗えるわけではありません。

食洗機で洗う際に注意が必要な商品を７つ紹介します。

・木製品（木製の食器やカトラリー）
・金属製品（鋳鉄、銅、錫、アルミ、貴金属、ナイフ、カトラリー）
・ガラス製品（クリスタルガラス、繊細なワイングラス）
・プラスチック製品（軽量なプラスチック、特に高温に弱いもの）
・シリコンやゴム製品（シリコン蓋、ゴムパーツ）
・テフロン加工品（テフロンフライパン）
・装飾やコーティングが施されたもの（漆器、ラッカー仕上げ、メッキの食器）

実際に洗ってしまった様子など、詳しくはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

実際に使ってみた感想：利用者の声と体験談

ミーレ食洗機は本当に予洗いが不要なの？

結論：ミーレ食洗機は本当に予洗いが不要です！

カレーの場合

手洗いをしていて、一番汚れが落ちにくいのはカレーの食器ではありませんか？

ミーレの食洗機なら、お皿やお鍋についたカレーも、予洗いせずにそのまま入れてOK！

オート洗浄モードでキレイに洗ってくれます。

他にも色々試しています。詳細はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

食器はどうやって入れるの？

ミーレ食洗機には食器を効率的に入れるコツがあります。

ミーレ食洗機に食器を入れる際の注意事項は、以下の５つです。

・食器の配置
・食器の種類に注意
・汚れの量に応じた配置
・食器の向き
・適切なプログラムの選択

ポイントを抑えると、たくさんの食器をきれいに洗うことができます。その様子はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

まとめ

ミーレ食洗機の購入から設置、そして使い方までの全プロセスを解説しましたが、最も重要なのは、自分のライフスタイルやニーズに合った選択をすることです。

ミーレは、ブランドの信頼性、耐久性、そして多機能な使いやすさで他のメーカーとは一線を画す存在で、実際に我が家でも使用していますが本当におすすめできる食洗機です。

ミーレ食洗機を導入することで、日々の食器洗いから解放され、毎日の家事を大幅に簡素化し、家庭全体の快適さを向上させる最強の時短家電です。

この記事を参考にして、あなたにぴったりのミーレ食洗機を見つけ、豊かな生活をスタートさせてください。