ミーレ食洗機の導入を検討し、ミーレ食洗機について調べていく中で、こんな悩みを持った方はいませんか?
- 色々と種類がありすぎて、どのミーレ食洗機を選べば良いのかわからない
- ミーレの食洗機を選ぶ際のポイントや選び方が知りたい
- 機種による違いや、おすすめの機種を教えて欲しい
私自身、ミーレ食洗機を2022年5月から使い始めていますが、導入する際にあまり調べずに選んだ結果、結局使っていない機能がたくさんあります。
機能が増えれば増えるほど、当然値段は上がっていくため、購入前に本当に必要な機能がわかれば、無駄な機能を省き価格を抑えた機種を選ぶことができます。
ここでは、皆さんにとって本当に必要な機能は何なのか、といったことを判断できるように、選び方のポイントについてまとめていきます。また、「結局どの機種を選べばいいの?」という方のために、条件別おすすめ機種についてもまとめていきます。
この記事を読むことで、みなさんにとって必要な機能を備えた、最も良いミーレ食洗機を選ぶことができるようになります。最後まで読んで後悔のないミーレ食洗機選びに役立ててください。
ミーレ食洗機の選び方ガイド
ミーレ食洗機を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 予算はいくら?:まずは予算の把握が何より大事。
- 新築orリフォーム:リフォームなら現状の確認が必要
- サイズ:幅60cmか45cmのどちらにする?
- ドアのデザイン面:デザインは3パターン
- 操作パネル:操作方法は3パターン
- 必要な機能:使用するスタイルをイメージし、必要な機能をピックアップ
このポイントを押さえながら、自分に合った理想のミーレ食洗機を見つけてください。
予算はいくら?
ミーレ食洗機の導入にあたり、まずは予算の把握が何より重要です。
他のメーカーとの比較や、機種ごとの違いを理解し、まずはミーレ食洗機の相場感を知ってください。
食洗機の導入には、機器の代金以外にも、運搬費や設置工事費、設置に必要な設備工事費(電気設備工事や給排水設備工事)、その他リフォーム工事費などが発生してきます。
他のメーカーとの比較
ミーレの食洗機は、一般的な食洗機と比較して価格が高いという印象があります。ミーレと同じ海外ブランドのボッシュ、国内メーカーのリンナイで幅60cmと幅45㎝のフロントオープンタイプの金額を比較してみます。
ミーレ | ボッシュ | リンナイ | |
---|---|---|---|
幅60㎝ | ¥374,000~¥858,000 | ¥423,500 | 対象製品なし |
幅45㎝ | ¥253,000~¥451,000 | ¥273,900~¥363,000 | ¥228,030~¥261,800 |
幅60㎝でミーレの食洗機は、最も安価で洗浄機能のみのタイプ(G5214SCi)の価格が¥374,000(税込)ですが、機能を追加するほど価格が上がるため、¥374,000~¥858,000という価格幅になっています。
対する、海外製ブランドのボッシュでは¥423,500の一種類のみという価格設定です。
幅45cmで比較すると、ミーレ食洗機は¥253,000~¥451,000、ボッシュが¥273,900~¥363,000、国内メーカーのリンナイのフロントオープンタイプで¥228,030~¥261,800と、やはりミーレ食洗機は高価格帯の設定となっています。
実際には、これ以外にも運搬費や設置工事費、給排水設備工事費、電気設備工事費、その他にリフォームをする場所がある場合にはどんどん費用がかかっていきます。
ミーレ食洗機の各モデルでの比較
ミーレ食洗機のサイズ別の各モデルを、以下4つのカテゴリーに分けて説明します。
- プレミアムモデル:高機能でデザイン性も高く最高水準のパフォーマンスを持つモデル。
- ミドルレンジモデル:より多くの機能とパフォーマンスを提供するバランスの取れたモデル。
- エントリーモデル :基本的な機能を備えた入門用のモデル。
- ベーシックモデル:最低限の機能を備え、価格を重視したモデル。
60cm | 価格帯 | 45cm | 価格帯 | |
---|---|---|---|---|
プレミアム | 79シリーズ | ¥759,000〜¥858,000 | ー | ー |
ミドルレンジ | 73・75シリーズ | ¥484,000〜¥594,000 | 58シリーズ | ¥407,000〜¥451,000 |
エントリー | 71シリーズ | ¥429,000〜¥462,000 | 56シリーズ | ¥363,000〜¥396,000 |
ベーシック | 52シリーズ | ¥374,000 | 54シリーズ | ¥253,000〜¥275,000 |
新築orリフォーム
ミーレ食洗機を導入する際に、まずどのような条件の中で設置するかが重要です。家の新築工事なのかリフォーム工事なのかで、選択肢の幅が大きく変わってきます。
新築工事の場合
家の新築工事の際にミーレ食洗機を導入する場合、基本的にはどの機種も設置することが可能です。
予算に合わせて、設計士と相談しながら選んでいけば問題ありません。先ほど挙げた6つのポイントに沿って決めていけば、自分にぴったりのミーレ食洗機と出会うことができます。
リフォーム工事の場合
リフォーム工事の場合、条件によって対応できる機種が変わってきます。ご自身の条件をしっかりと確認してから機種を選んでください。
リフォームの場合、既存のシステムキッチンを入れ替えるかどうか?が重要
リフォーム工事では、既存のシステムキッチン自体を入れ替えるかどうかで、選べる食洗機の選択肢が大きく変わっていきます。
もしシステムキッチンを入れ替える場合、ミーレ食洗機に対応したメーカーのキッチンを選べば、基本的には全ての食洗機を選ぶことが可能です。
ただし、キッチン全体の広さや、食洗機前のスペースが狭いといった場合、リフォーム工事をして解決をしていく必要があります。リフォーム業者に事前に相談をして、設置可能なスペースを確保してください。
システムキッチンを入れ替えないで、既存のシステムキッチンに新たに食洗機を設置をする場合は注意が必要です。
元々食洗機が設置してある場合、寸法が合えば同じ場所に設置することができます。しかし、食洗機がなかったところに設置をする場合、新たに給排水設備工事(給水と排水の配管)と電気設備工事(電源の配線)が必要になります。
リフォーム工事で設置をする場合、必ず専門のリフォーム業者やミーレショールームの担当者に確認をして、できれば事前に現地を見て判断してもらうことをおすすめします。
サイズは60cmか45cm
ミーレの食洗機は、大容量の幅60cmとコンパクトな幅45cmの2つのサイズが用意されています。
それぞれの外形寸法は以下の通りです。
外形寸法 | 幅 | 奥行き | 高さ |
45cm | 448 | 570 | 805ー870 |
60cm | 598 | 570 | 805ー870 |
幅60cmタイプでは12人分(72点)、幅45cmタイプは7人分(51点)の食器を一気に洗浄することが可能です。
サイズの決め方については、家族構成や料理の頻度によって決めるのも重要ですが、そもそもシステムキッチンの大きさによって設置可能なサイズは決まってきます。
参考までに、我が家の場合60cmサイズを採用していますが、家族4人分で3食分の食器を1日1回の洗浄でギリギリ洗うことができています。
そのため45cmサイズでは何度も洗う必要があるため60cmサイズにして良かったと思っています。大は小を兼ねると言いますが、設置可能なら60cmサイズにすることをおすすめします。
ドアのデザインについて
ミーレ食洗機では、キッチンに合わせて統一感を持った仕上がりにカスタマイズできるよう、標準ドア装備タイプ、ドア材取付専用タイプ、オールドア材取付専用タイプの3種類のデザインパターンが用意されています。
標準ドア装備タイプ:現在のキッチンにある食洗機の入れ替えをする場合に最適。操作パネル・ドアの色はプリリアントホワイト。
ドア材取付専用タイプ:ドア材をシステムキッチンの外観に合わせることができるため、キッチンが統一感のあるデザインになる。オプションで、ステンレス/クリーンスチール仕上げ、ステンレスドアキットを取り付けることも可能です。
オールドア材取付専用タイプ:フロント全面に、システムキッチンに合わせたドア材、または、ステンレス/クリーンスチール仕上げのMieleドアキットを取り付けることが可能です。
ドアは何色にする?
ミーレ食洗機のドアは、キッチンのデザインに合わせて変更が可能です。標準ドア装備タイプのブリリアントホワイト以外に、ドア材取付専用タイプやオールドア材取付専用タイプでは、ドアの色をキッチンの色に合わせることも可能です。
また、オプションでステンレスドアキットを取り付けることもできます。
同じ機能の場合、標準ドア装備タイプとドア材取付専用タイプは同じ値段で、オールドア材取付専用タイプが若干値段が高めに設定されています。
操作パネルは3種類
ミーレの食洗機の操作パネルは、プログラムセレクタータイプ(押しボタンタイプ)とセンサーボタンタイプ、タッチコントロールタイプの3種類があります。
プログラムセレクタータイプ(押しボタンタイプ):クラシックなデザインと明確でシンプルなユーザーインターフェースが特徴で、誰でも簡単に操作を行うことが可能です。
センサーボタンタイプ:表示されたプログラムのアイコンをタッチすることで、メニューを選択することが可能で、誰でも直感的に操作を行うことができます。
タッチコントロールタイプ:タッチパネルをスクロールやスワイプすることで、アイコンでプログラムを選択することができ、スマートフォンと同じように操作を行うことができます。
操作パネルの色も、ステンレスクリーンスチール、ブリリアントホワイト、バナナブラウン、オブシディアンブラックの4種類から選択ができます。
ブリリアントホワイトとバナナブラウンは基本的に同じ値段で、ステンレスクリーンスチールは値段が高く設定されています。オブシディアンブラックは、特別な機種でのみ選択が可能となっています。
必要な機能をピックアップ
ミーレ食洗機を選ぶ際にもっとも重要なポイントが、どのように使う予定なのか?どのような機能が必要なのか?という点です。
- 普段から油を使った料理をたくさんするから、しっかりと汚れが落ちるプログラムを使いたい。
- 子どもが小さいからしっかり除菌ができるプログラムを使いたい。
- 大家族だから、1日に何回も洗浄するため早く仕上がるプログラムを使いたい。
- 洗剤を入れる手間をなくしたいから、AutoDos機能は絶対に欲しい。
- 色々考えるのが面倒くさいから、基本はオート洗浄モードで自動で洗って欲しい。
他にもあげたらキリがありませんが、人それぞれニーズがたくさんあると思います。
自分自身がどのようなスタンスでミーレ食洗機を使用していきたいのか、そのニーズを見極めて、自分にあった機種を選ぶことが高い満足度につながります。
代表的な洗浄プログラムの紹介
ミーレ食洗機は、あらゆるニーズに対応した食器洗いプログラムが用意されています。日常的に使用するプログラムは以下の通りです。
- 「自動45〜65℃」:様々なタイプの残り物が付着した各種食器に対応
- 「ECO」:経済的に水と電力を節約できるプログラム
- 「QuickPowerWash 65℃」:通常の汚れの食器を短い時間で最適に洗浄および乾燥させる
- 「ジェントル45℃」熱に弱い軽い汚れの食器を優しく洗浄する
- 「インテンシブ75℃」最大の洗浄能力で、深鍋、平鍋などの汚れをしっかり除去する
基本的にこれらのプログラムの中から、時間や汚れなどご家庭ごとの状況に合わせて最も良いプログラムを選択して日々の洗浄を行なっていきます。
上記以外にも、特別な用途に合わせて使用するプログラムも用意されています。
- 高温洗浄・すすぎ:70℃の高温水で哺乳瓶などを衛生的に洗浄する
- PowerWash60℃:通常の汚れを徹底的に洗浄
- ExtraQuiet55℃:低騒音のプログラム
- 庫内洗浄:食洗機内をしっかり洗浄し、悪臭を防ぐお手入れプログラム
- SolarSave:卓越した省エネ性能を発揮する
通常の食器洗いだけでなく、「庫内洗浄」のようにメンテナンスに適したプログラムも用意されています。
さらに細かい用途に対応した特別なプログラムまで用意されています。
- パスタ/パエリア75℃:でんぷんを含む食べ物の汚れ(パスタ、米、じゃがいもなど)を高温で適切に洗浄
- ボトムソロ65℃:上段バスケットを取り外して、大型のかさばるアイテムを下段バスケットに置いて洗浄する際に使用
- ビールジョッキ45℃:このプログラムで洗浄したビールグラスには綺麗な泡ができる
必要なオプションは?
ミーレ食洗機をより便利に使うためのオプション機能を紹介します。
- AutoDos
-
AutoDosは、ミーレ食洗機に搭載された自動洗剤投入システムで、専用の「PowerDisk」洗剤を使い、洗浄サイクルごとに必要な量の洗剤を自動で投入します。これにより、洗剤の量を手動で調整する手間が省け、常に最適な洗浄効果が得られます。また、1つのPowerDiskで約20回の使用が可能なため、洗剤の補充頻度も少なく、利便性が向上します。
- AutoClose
-
AutoCloseは、ミーレ食洗機に搭載された自動ドア閉鎖機能です。この機能により、ドアがわずかに開いた状態であっても自動的にそっと閉まるため、洗浄プロセスが安全かつ確実に始まることが保証されます。また、手動で強く押し込む必要がなく、操作がより簡単で便利になります。
- AutoOpen乾燥
-
AutoOpen乾燥は、ミーレ食洗機に搭載された自動乾燥機能です。洗浄サイクルが終了すると、食洗機のドアが自動的に少し開き、内部の蒸気が放出されることで自然乾燥が促進されます。この機能により、特にプラスチック製品などの乾きにくい食器も効率よく乾燥します。エネルギー消費を抑えながら、食器がしっかり乾燥するため、手間をかけずにすぐに使用可能な状態になります。
- BrilliantLight(ブリリアントライト)
-
BrilliantLightは、ミーレ食洗機に搭載された内部照明機能です。食洗機のドアを開けると、複数のLEDライトが自動的に点灯し、庫内全体を明るく照らします。これにより、食器の出し入れが非常に見やすくなり、食器が正しく配置されているかや、残った汚れがないかを簡単に確認できます。ブリリアントライトは、高級感のある演出と実用性を兼ね備えた便利な機能です。
- ComfortClose(コンフォートクローズ)
-
ComfortCloseによって、食洗機のドアは非常にスムーズに開閉でき、どの角度でも安定して止めることが可能です。軽い力でドアを閉めると、自動的にしっかりと閉まり、使い心地が非常に快適です。
- Knock2open
-
Knock2openは、ミーレの最上位モデルの機種に搭載されたユニークなドア開閉機能です。この機能は、取っ手のないデザインの食洗機において、前面を2回軽くノックするだけで、ドアが自動的に開きます。ハンズフリーで操作できるため、特に手がふさがっているときや、見た目を重視したい場合に便利です。
- Miele@home
-
Miele@homeは、ミーレの家電製品をインターネット経由で接続し、スマートフォンやタブレットからリモートで操作・管理できる機能です。このシステムにより、食洗機や洗濯機、オーブンなどを外出先からでもコントロール可能になります。
ニーズに合ったおすすめの機種
価格別機種一覧
60cm | 価格帯 | 45cm | 価格帯 | |
---|---|---|---|---|
プレミアム | 79シリーズ | ¥759,000〜¥858,000 | ー | ー |
ミドルレンジ | 73・75シリーズ | ¥484,000〜¥594,000 | 58シリーズ | ¥407,000〜¥451,000 |
エントリー | 71シリーズ | ¥429,000〜¥462,000 | 56シリーズ | ¥363,000〜¥396,000 |
ベーシック | 52シリーズ | ¥374,000 | 54シリーズ | ¥253,000〜¥275,000 |
60cmプレミアムモデル | ||
品番 | G 7914 C SCi AutoDos | G 7964 C SCVi AutoDos |
---|---|---|
価格 | ¥ 759,000 | ¥ 858,000 |
モデル | ドア材取付専用タイプ | オールドア材取付専用タイプ |
60cmミドルレンジモデル | ||||
品番 | G 7314 C SCU AutoDos | G 7314 C SCi AutoDos | G 7314 C SCi AutoDos | G 7364 C SCVi AutoDos |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥ 484,000 | ¥ 484,000 | ¥ 517,000 | ¥ 528,000 |
モデル | 標準ドア装備タイプ | ドア材取付専用タイプ | ドア材取付専用タイプ | オールドア材取付専用タイプ |
60cmエントリーモデル | ||||
品番 | G 7104 C SCU | G 7104 C SCi | G 7104 C SCi | G 7104 C SCi |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥ 429,000 | ¥ 429,000 | ¥ 429,000 | ¥ 462,000 |
モデル | 標準ドア装備タイプ | ドア材取付専用タイプ | ドア材取付専用タイプ | ドア材取付専用タイプ |
60cmベーシックモデル | |
品番 | G 5214 C SCi Active Plus |
---|---|
価格 | ¥ 374,000 |
モデル | ドア材取付専用タイプ |
45cmミドルレンジモデル | ||||
品番 | G 5844 SCU SL | G 5844 SCi SL | G 5844 SCi SL | G 5894 SCVi SL |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥ 407,000 | ¥ 407,000 | ¥ 440,000 | ¥ 451,000 |
モデル | 標準ドア装備タイプ | ドア材取付専用タイプ | ドア材取付専用タイプ | オールドア材取付専用タイプ |
45cmエントリーモデル | |||
品番 | G 5644 SCU SL | G 5644 SCi SL | G 5644 SCi SL |
---|---|---|---|
価格 | ¥ 363,000 | ¥ 363,000 | ¥ 396,000 |
モデル | 標準ドア装備 | ドア材取付専用タイプ | ドア材取付専用タイプ |
45cmベーシックモデル | ||
品番 | G 5434 SCU SL Active | G 5434 SCi SL Active |
---|---|---|
価格 | ¥ 253,000 | ¥ 275,000 |
モデル | 標準ドア装備タイプ | ドア材取付専用タイプ |
ニーズに合わせたおすすめの機種
たくさんのニーズがある中で、具体的なニーズに対するおすすめの機種を挙げていきます。
- とにかく価格を抑えたい人でサイズに制限がない場合:G 5214 C SCi Active Plus
- 基本的な機能があれば良い:G 7104 C SCU・G 7104 C SCi
- オートドス機能は欲しい:G 7314 C SCU AutoDos・G 7314 C SCi AutoDos
- キッチンとのデザインを統一し、取手をなくしてスタイリッシュに仕上げたい:G 7964 C SCVi AutoDos
- 単身者や夫婦二人世帯で、最低限の機能があれば良い:G 5434 SCU SL Active・G 5434 SCi SL Active
- 大家族で、機能も充実させたい:G 7314 C SCU AutoDos・G 7314 C SCi AutoDos
- 5cmの制限があるが、機能は充実させたいG 5644 SCU SL・G 5644 SCi SL
私が選ぶおすすめの機種
ミーレ食洗機を2年以上使っている私が、実際に使ってみて感じた本当に必要な機能と、おすすめの機種についてまとめていきます。
サイズは60cmがおすすめ
まず、多くの人はなるべく予算を抑えたいという発想になると思います。しかし、ここで予算の関係で一番安い45cmを選ぶという発想はおすすめできません。
サイズについては、家族構成や食器の使用頻度もありますが、60cmと45cmのどちらも設置が可能であるなら60cmをおすすめします。
我が家は、4人家族で3食分の食器を1日1回の洗浄でギリギリ洗えている状況です。もし45cmサイズなら、2回洗うか手洗いをするか食器を使う量を減らすしか方法がありません。
我が家は、食器洗いがあまり好きではない(むしろ嫌い)なため、せっかくミーレ食洗機を導入するのであれば、手洗いは一切しないつもりでいました。結果的に60cmを選んで後悔したことは一度もありません。45cmと比較するとコストはかかりますが、それを上回る満足度を得ることできます。
洗浄機能はオートモード一択
我が家は基本的に面倒くさがりな性格です。ミーレ食洗機に備わっているたくさんの洗浄プログラムを使いこなすほど、マメではありません。
汚れの状況に合わせて、洗浄モードを選び100点を目指すという発想もありますが、どんな汚れもオートモードで80点以上取れていればいいという考え方もありだと思います。
ちなみに80点以上と書きましたが、オートモードならセンサーで汚れの状況を判断して洗浄してくれるため、ほぼ100点の状況を作り出してくれます。
そう考えると、オプション機能はあまりなくても、オートモードさえあれば普段使いに関しては十分満足できると思います。
AutoDos機能は必要か?
ミーレ食洗機の値段は、AutoDos機能をつけるかどうかで大きく変わってきます。値段にして約55,000円ほど違いがあります。
我が家の機種にもAutoDos機能はついていますが、現在使用しておらず、今後も使用することはないと思います。
理由としては、以下の3つがあります。
- 専用洗剤の「PowerDisk® All in 1洗剤 GS CL 4001 P」の匂いが苦手だった。
- PowerDiskの値段が高めでコストパフォーマンスが悪いと感じた。
- PowerDiskがオンラインショップで売り切れていて購入することができなかった。
洗剤を入れる手間が省けるため、非常に便利な機能であることは間違いありません。ここは人によって意見が別れるところだと思いますが、我が家ではタブレット型洗剤で十分という結論になりました。
ちなみに、AutoDosを使うメリットを1つ挙げておくと、洗剤の入れ忘れがなくなるため、洗浄する時間を夜中に予約設定しておけば、食器を入れるだけであとは自動で洗浄してくれるといった使い方ができます。電気代が安い夜間の電気を使えば、さらにお得になります。
他に必要な機能は
我が家でG 7314 C SCi AutoDos を2年間使ってみた結果、実際によく使っている機能には◎、あってよかったなと感じている機能に◯をつけてみました。
洗浄プログラム | |||
QuickPowerWash | ◯ | ||
---|---|---|---|
ECO自動 | ◯ | ||
品番 | G 7314 C SCi AutoDos | 自動 | ◯ |
価格 | ¥ 517,000 | インテンシブ75 ℃ | ◯ |
モデル | ドア材取付専用タイプ | ジェントル | ◯ |
操作パネル | センサーボタンタイプ | 庫内洗浄 | ◯ |
利便性 | その他洗浄プログラム | 4 | |
AutoDos | ◯ | 洗浄オプション | 5 |
ドアクローズ機構 | ComfortClose | 乾燥プログラム | |
Knock2open | ー | AutoOpen乾燥 | ◯ |
Miele@home | ◯ | センサードライ | ◯ |
ミーレ食洗機は、乾燥機能に若干の弱さがありますが、AutoOpen乾燥とセンサードライが付いていることで、乾燥面でも80点ほどの満足度はあります。45cmタイプにはAutoOpen乾燥がついていない機種もありますが、私の考えはAutoOpen乾燥は必須の機能です。
庫内洗浄モードは、代替としてインテンシブ75 ℃で洗浄することで、同様の効果を得ることができるため、なくても問題はないと思っています。
結論
今の我が家にとって、今、最もおすすめの機種はG 5214 C SCi Active Plusです。
G 5214 C SCi Active Plusは、60cmのミーレ食洗機において、最低限の機能を揃え安価に抑えたベーシックモデルの機種です。
洗浄プログラム | |||
QuickPowerWash | ◯ | ||
---|---|---|---|
ECO自動 | ◯ | ||
品番 | G 5214 C SCi Active Plus | 自動 | ◯ |
価格 | ¥ 374,000 | インテンシブ75 ℃ | ◯ |
モデル | ドア材取付専用タイプ | ジェントル | ◯ |
操作パネル | プログラムセレクターボタン | 庫内洗浄 | ー |
利便性 | その他洗浄プログラム | ー | |
AutoDos | ー | 洗浄オプション | 3 |
ドアクローズ機構 | ComfortClose | 乾燥プログラム | |
Knock2open | ー | AutoOpen乾燥 | ◯ |
Miele@home | ー | センサードライ | ◯ |
まとめ
まずは、使用するシーンや必要な機能をしっかりと見極め、それに基づいて最適なモデルを選ぶことが大切です。 食器の量や汚れの程度、使いやすさやデザインへのこだわりなど、家庭ごとに異なる要素を考慮に入れながら選んでください。
また、設置する環境や予算に応じて、どのサイズやモデルが最適かを検討することが重要です。60cmモデルが設置可能であれば、多少高くても60cmを選ぶことで、後悔することなく快適に使い続けられます。
さらに、オプション機能の有無によって、日々の使い勝手が大きく変わります。AutoDosのような便利な機能がある一方で、必ずしも必要でない場合もあるため、機能とコストのバランスを考えて選ぶことが求められます。
最後に、自分自身のライフスタイルや家族のニーズに合った機種を選ぶことが、長期的な満足度に繋がります。 安価なモデルから高機能なプレミアムモデルまで、ミーレ食洗機には多様な選択肢がありますが、それぞれの特徴を理解した上で、自分にぴったりの1台を選んでください。
この記事が、皆さんのミーレ食洗機選びの参考となり、快適で便利な食洗機ライフを送ることを願っています。
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