【初心者必見】ミーレ食洗機の使い方を徹底解説〜基本操作編〜

憧れのミーレ食洗機をついに購入して、いざ使ってみようと思ったけど、なんだか操作が難しそうだな……そんな心配をしている人はいませんか?

ミーレの食洗機には、様々な洗浄モードが搭載されています。洗い物についた汚れに応じて、一番効果的な洗浄方法を選ぶことで、より効率的に汚れを落とすことができます。

私自身、2022年の5月からミーレ食洗機を毎日使用していますが、洗浄モードの違いがよくわからなかったため、いつも「オート洗浄モード」しか使っていませんでした。最近では毎日の食器洗いをしながら、ミーレ食洗機の性能を最大限に発揮し、効果的に汚れを落とす方法を日々研究しています。

ここでは、ミーレの食洗機の基本的な操作方法から、搭載されている洗浄モードの違いおすすめの洗浄プログラムについて解説していきます。

初めてミーレ食洗機を使う人はもちろん、実際にすでに使用しているけど洗浄モードの違いについてよくわかっていないという人も、この記事を読めば、ミーレ食洗機の基本的な操作について知ることができます。

  • 「基本的な操作方法を知りたい」
  • 「プログラムの違いはなに?」
  • 「一体どのプログラムを使えばいいの?」

こういった悩みを抱えている人は、ぜひ最後までご覧になってください。

目次

ミーレ食洗機の基本概要

ミーレ食洗機の特長

ミーレ食洗機は予洗い不要の食洗機です。使った食器をそのまま食洗機に入れ、ボタンを押すだけで食器洗いを済ませてくれます。

手洗い時と比べて、水道代や電気代を合計しても安く仕上がるため、コストパフォーマンスも良く、環境にも優しいです。

しかも、ただ洗うだけでなく乾燥まで行ってくれるため、通常食器洗いにかかる時間を4分の1程度に短縮できるため、時間を有効活用することができます。

また、食器を乾燥させる際に使用するかごのスペースも不要なので、キッチン周りもスッキリした状態を保つことができます。

ミーレ食洗機について詳しく知りたい方はこちら↓↓↓の記事を参考にしてください。

我が家で使用している機種の紹介

今回、我が家が使用しているのはG 7314 C SCi AutoDosという機種です。

基本的なスペックを紹介します。

  • 幅60cmサイズ、ドア材取付専用タイプ
  • 外形寸法:W598×D570×H805〜870mm
  • 操作パネルの色:ステンレス(クリーンスチール)
  • 定価:¥517,000(470,000)
  • キッチン:クリナップ製 ステディアシリーズ
  • 主な仕様:AutoDos(洗剤自動投入機能)、Miele@home、バスケットExtraComfort C、チャイルドロック、プログラム数10、プログラムオプション数3、設定メニューオプション:エクストラクリーン/エクストラドライ、エクストラクワイエット55℃:39dB、標準運転音:42dB

ミーレ食洗機のスタートアップガイド

基本的な操作方法

ミーレ食洗機の使い方はとても簡単で、たったの3ステップです。

①食器をセット→ ②洗剤を投入→ ③ボタンを3箇所押す

Step1:食器をセット

ミーレの食洗機は3段のバスケットがあります。

一番下の段には、大きめの食器や鍋などの調理器具、そしてワイングラスなどを入れることができます。真ん中の段には、茶碗や取り皿コップを入れるのにちょうど良い高さになっています。一番上の段には、箸やスプーン、包丁などの小物を入れると、効率よく洗浄を行うことができます。

入れ方のコツとしては、汚れている面を下に向けること。多少斜めであっても汚れは落ちます。

お椀やコップなどを上向に入れてしまうと水が溜まってしまいます。

ちなみに予洗いは不要です詳しくはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

Step2:洗剤を投入

洗剤に関しては、食洗機専用の洗剤を使用します。液体、粉末、キューブ型とありますが、我が家ではタブレット型の洗剤を使用しています。

おすすめのタブレット洗剤は以下の2つです

商品名フィニッシュ オールインワンタブレット
メーカーReckitt Benckiser(レキットベンキーザー社)
特徴一粒で洗浄、リンス、塩機能が備わるオールインワンタイプのタブレットで、全ての汚れを効果的に洗浄します。99.9%の除菌効果があり、食洗機の庫内も清潔に保てます。
価格1,448円(Costcoコストコで販売、94個入り)
内容量94個入(58個入もあります)
使用量の目安 1回の洗浄で1個
液性弱アルカリ性
コストパフォーマンス約15.4円/回
高い洗浄力とリンス不要の便利さを提供するため、コストパフォーマンスは非常に良い。
商品名JOY ジェルタブPRO
メーカーP&G
特徴予洗いが不要で、油汚れ、こびりつき汚れ、茶渋やコーヒー渋など、3大汚れを効果的に除去します。水溶性フィルムで個別に包装されており、直接肌に触れることなく使用可能です。独自の2層カプセル技術により、ジェルと粉末の組み合わせが洗浄力を強化します。
価格約2,400円前後(Amazonで100個入り)
内容量100個(13個、32個、48個、76個入もあります)
使用量の  目安 1回の洗浄につき1個
液性弱アルカリ性
コストパフォーマンス約24円/回

タブレット型洗剤のメリットとしては、手が汚れないこと計量が不要な点です。

ちなみにAutoDos(洗剤自動投入機能)を使うと、汚れに合わせて適量の洗剤を自動で投入してくれるため、洗剤を入れる手間自体がなくなります。

おすすめの洗剤についてもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓↓の記事を参考にしてください。

Amazonでは、年間通して様々なセールを行っています。2024年11月29日(金)からは、年内最後のビッグセール「Amazonブラックフライデー」が開催されます。

フィニッシュ タブレットもお得に購入できますので、ぜひこの機会にご購入ください。

Step3:ボタンを3箇所押す

初めて使用する際の注意事項

初めての使用前:新しい食洗機を使い始める前に庫内洗浄プログラムを実行することで、工場出荷時に残っている可能性がある製造過程での残留物や油分を取り除き、クリーンな状態で使用を開始することができます。

我が家で初めて使用した際の様子はこちら↓↓↓です。

準備中

説明書を見ながら操作していますが、電源をオン→モードを選択→スタートボタンをオン。この3ステップだけです。

食器洗いプログラムの紹介

日常的に使用するプログラム

ミーレ食洗機は、あらゆるニーズに対応した食器洗いプログラムが用意されています。日常的に使用するプログラムは以下の通りです。

  • 「自動45〜65℃」:様々なタイプの残り物が付着した各種食器に対応
  • 「ECO」:経済的に水と電力を節約できるプログラム
  • 「QuickPowerWash 65℃」:通常の汚れの食器を短い時間で最適に洗浄および乾燥させる
  • 「ジェントル45℃」熱に弱い軽い汚れの食器を優しく洗浄する
  • 「インテンシブ75℃」最大の洗浄能力で、深鍋、平鍋などの汚れをしっかり除去する

自動45〜65℃(Auto洗浄モード):様々な汚れや食器に対応

「自動45〜65℃」のプログラムは、ミーレの食洗機の中でも特に汎用性が高く、日常の食器洗いに最適なプログラムです。

特徴
  • センサーを用いて食器の汚れ具合を自動的に検出、汚れが軽い場合は低めの温度(45℃)、汚れがひどい場合は高めの温度(最大65℃)で洗浄してくれます。これにより、エネルギーと水の消費を効率的に調整しながら、適切な洗浄を行うことが可能です。
  • さまざまな種類の食器に対応しているため、軽く汚れたコップやお皿から、油汚れが残った鍋やフライパンまで、幅広いタイプの食器を効果的に洗浄できる。
使用シーン
  • 日常的な食器洗いであれば、このプログラムを選択することで、ほとんどの汚れをしっかりと洗浄できます。特に、食後に汚れた食器や調理器具を一度に洗いたい場合におすすめです。

「ECO50°C」:経済的に水と電力を節約できるプログラム

エコプログラム(ECO50°C)は、極めて経済的に水と電力を節約できるプログラムです。様々な種類の食器洗いに最適です。

特徴
  • エネルギーと水の消費を最小限に抑えることを目的としたプログラムです。60cmサイズのミーレ食洗機の標準消費水量は8.9Lで、水道代は1回たった2.33円。手洗い時と比べて、約15分の1しかかかりません。
  • 洗浄時間は通常のプログラムよりも長くなりますが、低温での洗浄を行うため、エネルギーの節約になり、電気代もたった18.9円しかかかりません。
使用シーン
  • 時間に余裕があり、環境への配慮を重視する場合に最適です。軽く予洗いをしてから、仕上げに使用すことも可能です。

「QuickPowerWash 65℃」優れた洗浄能力で通常の汚れの食器を短い時間で最適に洗浄

「QuickPowerWash 65℃」プログラムは、時間がない時やすぐに食器を使いたい場合に便利な、ミーレの短時間洗浄プログラムです。

特徴
  • 65℃の高温で食器を洗浄するため、汚れを素早く分解し短時間で食器を清潔にします。通常、60分以内に洗浄が完了するため、時間がない時に非常に便利です。
  • 高温洗浄と強力な水流を組み合わせているため、通常の食器洗いよりも短時間でしっかりと汚れを除去します。食べ物のこびりつきや油汚れも効果的に洗い流します。
使用シーン
  • 時間が限られている時:急いでいる時や、次の食事の準備を短時間で行いたい時に最適です。1日に複数回洗浄を行う家庭や、食器洗いの時間を短縮したい時に役立ちます。また忙しいオフィスなどでの使用にも最適です。
  • 通常の食器汚れ:食器に軽く油がついた皿や、ソースが残ったボウルなど、普段の食事で使った中程度の汚れを素早く落とすことが可能です。

「ジェントル45℃」熱に弱い軽い汚れの食器を優しく洗浄します。

「ジェントル45℃」プログラムは、熱や物理的な衝撃に弱い食器を優しく洗浄するために設計されたプログラムです。

特徴
  • 45℃という比較的低い温度で洗浄を行うため、熱に弱い食器やガラス製品が熱によるダメージを受けるリスクを最小限に抑えます。
  • 強力な水流ではなく、穏やかな水流を使用して洗浄を行うため、繊細な食器が傷つくことなく、軽い汚れを効果的に除去します。割れやすいグラスやデリケートなカップなどを安全に洗浄することが可能です。
使用シーン
  • 軽度の汚れ:軽く使ったティーカップやデザート皿など、油汚れがない食器の洗浄に向いています。強力な洗浄力は必要なく、軽い汚れを優しく落としたい場合に最適です。
  • 高価なグラスやフィンガーボウル:ワイングラスやシャンパングラスなど、薄くて繊細なガラス製品の洗浄に最適です。また、陶磁器やデリケートな装飾が施された食器にも適しています。

「インテンシブ75℃」最大の洗浄能力で、深鍋、平鍋などの汚れをしっかり除去

「インテンシブ75℃」プログラムは、非常に汚れた食器や鍋、フライパンを徹底的に洗浄するために設計された、ミーレの高温洗浄プログラムです。

特徴
  • 75℃という非常に高い温度で洗浄を行うことで、油汚れや焦げ付きなどの頑固な汚れを効果的に分解し、洗浄します。通常の洗浄では落としにくい汚れを確実に除去するため、徹底的な洗浄が必要な場合に適しています。
  • 強力な水流が汚れを効果的に除去します。特に鍋やフライパンのこびりついた汚れに対しても強力に作用し、きれいに洗い流します。これにより、手洗いでは落としにくい重度の汚れも問題なく処理できます。
使用シーン
  • 焦げ付きや焼きつきがある鍋やフライパン料理中に発生する焦げ付きや焼きつきが激しい鍋やフライパンの洗浄に最適です。また、オーブンディッシュやグリルパンのような、特に汚れが激しい調理器具にも適しています。
  • 油汚れが強い食器:揚げ物や炒め物、煮込み料理など、油分を多く使用した料理の後には、通常の洗浄プログラムでは落としにくい油汚れをしっかりと落とすことができます。
  • 菌効果を重視する場合:75℃の高温洗浄により、細菌やウイルスを効果的に除去することができます。これにより、衛生面を特に重視する場合にも安心して使用できます。定期的に使用することで、食洗機内を清潔に保つことにもつながります。

特別な用途のプログラム

ミーレ食洗機には、日々使用するプログラム以外にも、様々な用途に合わせて使用するプログラムがあります。

  • 高温洗浄・すすぎ:70℃の高温水で哺乳瓶などを衛生的に洗浄する
  • PowerWash60℃:通常の汚れを徹底的に洗浄
  • ExtraQuiet55℃:低騒音のプログラム
  • 庫内洗浄:食洗機内をしっかり洗浄し、悪臭を防ぐお手入れプログラム
  • SolarSave:卓越した省エネ性能を発揮する

「高温洗浄・すすぎ」:70℃の高温水で哺乳瓶などを衛生的に洗浄する

「高温洗浄・すすぎ」プログラムは、食器や調理器具をより徹底的に清潔にするために設計された、ミーレの高温設定を特徴とするプログラムです。

特徴
  • 非常に高い温度(通常70〜75℃)で食器を洗浄することで、油汚れやこびりついた食べ物の残りを効果的に分解し、確実に除去します。洗浄後には高温でのすすぎを行うことで、洗剤の残留物がしっかりと除去されるだけでなく、細菌やウイルスがさらに除去され、衛生的な仕上がりが保証されます。
  • 高温でのすすぎを行うことで食器や調理器具が温まり、その後の乾燥プロセスがより効率的に行われます。食器が速やかに乾き、すぐに収納したり使用したりできる状態になります。
使用シーン
  • 頑固な汚れの除去:特に頑固な油汚れやこびりついた食べ物の残りがある場合に、このプログラムが適しています。高温による洗浄で、通常のプログラムでは落としにくい汚れを効果的に落とします。
  • 食中毒予防やアレルゲンの除去:乳幼児用の食器や、免疫力が低下している人が使用する食器を洗浄する場合、または食中毒のリスクが高い状況で使用する際に、このプログラムが非常に役立ちます。

「PowerWash60℃」:通常の汚れを徹底的に洗浄

「PowerWash 60℃」プログラムは、効率的に強力な洗浄を行うために設計された、ミーレの中温洗浄プログラムです。

特徴
  • 60℃の中温で洗浄を行うため、さまざまな種類の汚れに対して効果的に働き、強力な水流を用いて食器や調理器具の汚れを効率的に洗い流します。通常の汚れはもちろん、油汚れやソースがこびりついた食器に対して高い洗浄効果を発揮します。
  • 強力な洗浄力を持ちながらも、洗浄時間が比較的短いため、忙しい日常の中でも手軽に使用できます。通常、1時間程度で洗浄が完了するため、急いでいるときにも便利です。
使用シーン
  • 通常の食事後の洗浄:PowerWash 60℃は、日常的な食事の後に発生する食器の洗浄に最適です。中程度の汚れに対して、効率的かつ確実に洗浄することができます
  • 短時間で済ませたい時:このプログラムは、比較的短い時間で洗浄が完了するため、急いでいるときや、次の食事の準備を早く済ませたい場合に便利です。

「ExtraQuiet55℃」:低騒音のプログラム

「ExtraQuiet 55℃」プログラムは、非常に静かに運転することを重視したプログラムで、特に夜間や静かな環境での使用に最適です。

特徴
  • 他のプログラムと比べて特に静かな運転音を実現しています。ミーレの静音技術により40dbという静音レベルに抑えているため、洗浄中の音がほとんど気になりません。(40dbは、静かな図書館や郊外の夜間の音レベル)
  • 静音運転のため、洗浄にやや長めの時間がかかります。ゆっくりと食器を丁寧に洗浄することで、汚れを確実に落としつつ、運転音を低く保つことができます。
使用シーン
  • 夜間や就寝時:ExtraQuiet 55℃は、特に夜間や家族が就寝中に食器洗いを行う場合に理想的です。運転音が非常に静かであるため、睡眠を妨げる心配がありません。
  • 静かな空間を必要とする場面:赤ちゃんがいる家庭や、リビングやキッチンがオープンな設計で静かな環境を維持したい場合に最適です。例えば、リモートワーク中や家族がリラックスしている時など、静音が求められるシーンに適しています。

「庫内洗浄」:食洗機内をしっかり洗浄し、悪臭を防ぐお手入れプログラム

庫内洗浄プログラムは、ミーレの食洗機の内部を清潔に保つために設計されたプログラムです。

特徴
  • 庫内洗浄プログラムは、65℃〜75℃の高温で洗浄することで、庫内に残った食べ物のカス、油汚れ、カビ、バクテリアを効果的に除去します。これにより、衛生的な庫内環境を保つことができます。
  • 専用の庫内洗浄剤を併用することで、より効果的に汚れや臭いを取り除くことができます。この洗浄剤は、通常の食器用洗剤では届きにくい部分にも働きかけ、徹底的な清掃を実現します。
  • 定期的に庫内洗浄プログラムを使用することで、食洗機自体の寿命を延ばすことができます。汚れやカビが蓄積することで、内部のパーツに負担がかかるのを防ぎ、正常な動作を維持します。
使用シーン
  • 1〜2か月に一度の使用:食洗機を長く清潔に保つためには、1〜2か月に一度、庫内洗浄プログラムを使用するのが理想的です。定期的なメンテナンスとして、このプログラムを実行することで、食洗機のパフォーマンスを維持し、清潔な状態を保ちます。
  • 初めての使用前:新しい食洗機を使い始める前に庫内洗浄プログラムを実行することで、工場出荷時に残っている可能性がある製造過程での残留物や油分を取り除き、クリーンな状態で使用を開始することができます。

庫内洗浄プログラムを使った日々のお手入れ方法はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機専用の庫内洗浄剤はこちら↓↓↓

SolarSave:卓越した省エネ性能を発揮する

「SolarSave」プログラムは、エネルギー消費を最小限に抑えつつ、環境に配慮した洗浄を行うために設計された省エネルギープログラムです。

特徴
  • SolarSaveは、太陽光発電システムやヒートポンプ、またはガスオイルヒーティングシステムなどを備えた家庭で効果を発揮します太陽光で得られる電力を利用して洗浄を行うことで、エネルギーコストを削減し、環境負荷を軽減します。
使用シーン
  • 再生可能エネルギーの利用:SolarSaveは、給湯接続ですでに温められているお湯を使用するため、太陽光発電などを利用している家庭での使用に最適です。自然エネルギーを使うことで、食器洗いの際のエネルギーコストを削減し、1回当りの消費電力を0.07 kWhに抑えることができます。
  • エコロジー重視環境への影響を最小限に抑えたいと考えるユーザーにとって、このプログラムは理想的です。エネルギーと水の両方を節約しながら、家庭内での持続可能な生活を実現します。

その他

機種によっては上記の他にも、特別な用途のプログラムが使用可能です。

  • パスタ/パエリア75℃:でんぷんを含む食べ物の汚れ(パスタ、米、じゃがいもなど)を高温で適切に洗浄
  • ボトムソロ65℃:上段バスケットを取り外して、大型の嵩張るアイテムを下段バスケットに置いて洗浄する際に使用
  • ビールジョッキ45℃:このプログラムで洗浄したビールグラスには綺麗な泡ができる

洗浄オプション

ミーレ食洗機には、通常の洗浄プログラムや特別な用途のプログラムに追加できるオプションがあります。

オプションにはプログラムオプション設定メニューオプションの2種類があり、追加する方法がそれぞれ異なります。

プログラムオプション

  • インテンスゾーン:下段バスケットの洗浄能力を向上させる機能
  • エクスプレス:プログラムの所要時間を短縮する

設定メニューオプション

  • エクストラクリーン(洗浄プラス):クリーニング性能を向上させる
  • エクストラドライ:汚れが落ちにくいプラスチック製品でも適切に乾燥させることができる

インテンスゾーン」:下段バスケットの洗浄能力を向上させる機能

「インテンスゾーン(IntenseZone)」は、特に汚れがひどい食器や調理器具を強力に洗浄するためのオプション機能です。

特徴
  • インテンスゾーンでは、下部バスケットに配置された食器や調理器具に対して、通常よりも強力な水流を使用します。焦げ付きや油汚れなど、頑固な汚れをしっかりと落とすことが可能です。
  • 下部バスケットに置いた食器や調理器具に対して強力な洗浄が行われる一方、上部バスケットでは通常通りの穏やかな洗浄が行われます。
使用シーン
  • 焼きつきや焦げつきのある鍋やフライパン:焼き物や煮込み料理をした後の鍋やフライパンなど、焦げ付きやこびりつきが激しい調理器具に対して、インテンスゾーンは特に効果的です。
  • 異なる汚れレベルの食器を同時に洗うとき:上部バスケットに軽度の汚れの食器を配置し、下部バスケットに重度の汚れのある食器を置いた場合、インテンスゾーンを使用することで、異なる汚れレベルに対して適切な洗浄を同時に行うことができます。
  • 洗浄力が不足していると感じる時:普段の洗浄プログラムで汚れが十分に落ちない場合、インテンスゾーンを追加することで、洗浄力を強化し、満足のいく結果を得ることができます。

エクスプレス」:プログラムの所要時間を短縮する

「エクスプレス(Express)」プログラムは、短時間で食器を洗浄したい場合に使用されるオプション機能です。

特徴
  • エクスプレスプログラムは、通常の洗浄プログラムの時間を短縮して食器を洗浄します。軽度から中程度の汚れを素早く除去し、食器をすぐに再利用できる状態にします。
  • 短時間での洗浄を行うため、必要な水とエネルギーの量が最小限に抑えられます。これにより、時間だけでなく、コストや環境への負担も軽減できます。
使用シーン
  • 忙しい日常の中で:家事に時間をかけたくない日や、スケジュールが詰まっている場合に、このプログラムを使用すると時間を節約できます。効率的に食器洗いを終えることができ、他の作業に集中できます。
  • 軽い汚れの洗浄:朝食やおやつなど、軽度の汚れがついた食器やコップ、カトラリーなどに対して、このプログラムは効果的です。あまり重度の汚れには向いていませんが、日常的な軽い汚れには十分な洗浄力を発揮します。

エクストラクリーン(洗浄プラス)」:クリーニング性能を向上させる

「エクストラクリーン(Extra Clean)」は、通常の洗浄プログラムに加えて洗浄力を強化するオプション機能です。

特徴
  • 通常の洗浄プログラムに加えて、特にしつこい汚れを集中的に洗浄します。これにより、焦げ付きや食べ物のこびりつきなどの頑固な汚れを効果的に除去します。
  • 強化された洗浄プロセスのために、通常のプログラムに比べて洗浄時間が若干長くなることがあります。その分、汚れが完全に除去されるまでしっかりと洗浄が行われます。
使用シーン
  • 焦げ付きやこびりつき:焦げ付きやこびりつきのある鍋やフライパン、食べ物の残りが固くこびりついたお皿など、通常の洗浄プログラムでは落としきれない汚れに対して、エクストラクリーン機能は非常に効果的です。
  • 通常の洗浄では不十分な場合:特に汚れがひどい食器を扱う際や、通常の洗浄では不十分だと感じる場合に、エクストラクリーン機能を追加することで、確実な洗浄結果が得られます。

エクストラドライ」:最終すすぎの水温を上げて、乾燥時間を延長する

「エクストラドライ(Extra Dry)」は通常のプログラムに追加して、食器の乾燥性能を強化するためのオプション機能です。

特徴
  • エクストラドライを使用すると、最終すすぎの温度が通常よりも高く設定されます。高温により、食器表面の水分が蒸発しやすくなり、プラスチック製品やガラス製品も含めて全体がしっかり乾燥します。また、乾燥時間も延長されますが、その分食器の乾燥状態が向上します。
使用シーン
  • プラスチック製品が多い場合:プラスチック製の食器や保存容器は、通常の乾燥プロセスでは水滴が残りやすいため、エクストラドライ機能を使用することで、これらをしっかりと乾燥させることができます。
  • ガラス製品や深い皿ガラス製品や深い皿、カップなど、水がたまりやすく乾燥しにくい食器に対しても効果的です。エクストラドライ機能により、これらの食器に残る水滴をより効果的に取り除けます。

プログラムの選び方:おすすめのプログラム教えます

オートモード:これだけで十分満足できます

ミーレの食洗機で最もお勧めできるのがオートモードです。

食洗機内に入っている食器の量や汚れをセンサーで検知し、最も効率の良い方法で洗浄をしてくれます。どんな汚れにも対応しているため、普段は食器を入れて「オートモード」を押すだけで問題ありません。

オートモードを使用する場合、予洗いをしてしまうと、センサーで汚れがないと判断されてしまうため、かえって洗浄力が落ちてしまうこともあります。ミーレ食洗機の力を最大限に発揮するためにも、予洗いせずに食器を入れてオートモードで洗浄することが最も効率的な洗浄方法です。

ちなみに、我が家は2022年5月にミーレ食洗機を導入して以来、初めは色々なプログラムを試していましたが、結局「オートモード」が一番という結論になり、今ではオートモード以外使用することはほとんどありません。

本当に予洗いが不要なの?そんな疑問を持った方はこちら↓↓↓の記事に詳しくまとめてあるので参考にしてください。

カレーや焼肉の汚れには「インテンシブ75℃」+「インテンスゾーン」

カレーや焼肉など油汚れがひどく、汚れが落ちるか心配な場合は、「インテンシブ75℃」+「インテンスゾーン」の組み合わせがお勧めです。

カレーのお鍋や焼き肉のお皿などの油汚れは、オートモードだと洗い残しが心配で結局予洗いをしているという家庭も多いはずです。

「インテンシブ75℃」の高温洗浄で、油汚れを洗い流し、さらに一番下のバスケットを重点的に洗う「インテンスゾーン」を追加することで、カレーや焼肉も心置きなく楽しむことができます。

こんな人におすすめなプログラム3選

我が家では基本は「オートモード」、汚れがひどい時は「インテンシブ75℃」と決めています。普段それ以外はあまり使用していませんが、他にもおすすめできる使い方があります。

ここではミーレショールームで紹介されたおすすめの洗浄プログラムを3パターン紹介します。

ある程度予洗いしたい人は「エコモード」

食器を入れる前に、ある程度の汚れを落としてから食洗機を使用したいという人には「エコモード」で洗浄がおすすめです。

予洗いである程度の汚れを落として、食洗機は最後の仕上げ程度にしか使わないという人はぜひ試して下さい。

エコモードの使用は、ミーレ食洗機に掛かる負担も減るため、食洗機が故障しにくく寿命が延びるというメリットもあります。

ただし、せっかく予洗い不要のミーレ食洗機を使っているのに、わざわざ予洗いをする手間を掛けるのかどうかは、ご自身で判断が必要です。

1日に何回も洗浄する場合は「QuickPowerWash 65℃」か「エコモード」

家族の人数が増えると、3食分の食器を1回で洗浄することができなくなってくるため、1日に2回・3回と分けて洗浄する必要が出てきます。そんな時におすすめなのが「QuickPowerWash 65℃」です。

「QuickPowerWash 65℃」は、短時間でしっかりと洗浄し乾燥まで行ってくれるため、2回に分けて洗浄しても通常の洗浄時間とほぼ変わらない時間で洗浄を行うことが可能です。

子育て中の家族のように次の食器をどんどん使いたいという家庭は「QuickPowerWash 65℃」での洗浄がおススメです。

一方、時間に余裕がある場合は、「エコモード」で2回に分けて洗浄という方法もあります。

エコモードは通常モードに比べて水の使用量が少ないため、2回に分けて洗浄してもコスト的に差がなく、しっかり汚れを落としてくれます。

朝と昼で1回洗浄し、残りは夜にまとめて2回目の洗浄を行うという場合は「エコモード」での洗浄がおすすめです。

3食分の食器を1回にまとめて洗浄する場合は「オートモード」か「インテンシブ75℃」

3食分の食器をまとめて洗浄する場合、入る食器の容量ギリギリになってしまうことがあります。その時は「オートモード」、もしくは洗浄力の高い「インテンシブ75℃」がおすすめです。

我が家では朝昼晩3食分の食器を夜にまとめて洗浄しているため、かなりの量の食器になります。

汚れに応じてプログラムを変えるのが面倒なため、毎回オートモードで洗浄していますが、しっかりと汚れが落ちています

使い始めて何かあったらどうする?トラブルシューティング

ミーレ食洗機を使っていると、エラーコードと呼ばれるコードが表示され「ピーピーピー」と警告音が鳴る場合があります。

我が家で特に多いのが、「スプレーアームフリー」と「リンスを補充してください」という表示です。

「スプレーアームフリー」の表示が出た場合、3段あるスプレーアームが何かにぶつかって回転しない状態になっているため、一度ドアを開けてそれぞれのスプレーアームの状態を確認する必要があります。

特に多いのが一番下のスプレーアームに食器が落ちてぶつかっているというケースです。そのためまずは一番下のバスケットから食器が落ちていないか確認をしてみるてください。

リンスを補充してください」という表示が出たら、単純にリンスなくなっているた補充をすれば解決をします。

他にもエラーコードはいくつかありますが詳しくはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。 対処法なども載っているのでぜひ参考にして下さい。

まとめ

この記事ではミーレ食洗機の基本操作と各プログラムについて、初めて使う方や既に使用している方にも役立つ情報ををまとめました。

ミーレの食洗機は、多彩なプログラムとシンプルな操作性が特徴で、日常の食器洗いを効率的かつ効果的にサポートしてくれます。

特に「オートモード」は、普段の使用に最適で、初心者にもおすすめです。この記事を参考に、ミーレ食洗機の性能を最大限に活用し、毎日の家事をより楽しく快適にして下さい。

ミーレ食洗機の導入をお考えの方へ、購入から設置、使用方法までの全プロセスをまとめました。詳しくは、こちら↓↓↓の記事をご覧ください。

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