ミーレ食洗機を絶対に導入してはいけない人5選

ミーレ食洗機は、予洗い不要で大容量の食洗機なので、食器洗いの時間を大幅に削減できる最強の時短家電です。

そのため、家事や育児で時間に余裕がない家庭や、共働きで忙しい家庭料理好きな人面倒くさがりな人など、すべての人に本当におすすめできます。

我が家では2022年5月にミーレ食洗機を導入したおかげで、食器洗いの時間が1日で約43分削減されました。

苦手な食器洗いから解放された今、もうミーレ食洗機のない生活には戻れません。

そんなミーレ食洗機ですが、残念ながらミーレ食洗機を導入してはいけない人もいます。

ミーレ食洗機を導入してはいけない人5選
  • 初期費用を抑えたい人(金銭的に余裕がない人)
  • 設置スペースが限られている人(家やキッチンが狭い人)
  • 設置工事に対応できない人(賃貸の人)
  • そもそも料理をしない人
  • 食器洗いが大好きすぎる人

ここでは、ミーレ食洗機を絶対に導入してはいけない人について詳しく説明していきます。

ミーレ食洗機の導入を検討している人で、この5つに該当しない人には、自信をもっておすすめできますし、該当する人にはそれぞれに合った対策もお伝えします。

ぜひ最後まで読んで、ミーレ食洗機導入に向けた参考にしてください。

目次

ミーレ食洗機を導入してはいけない人

初期費用を抑えたい人(金銭的に余裕がない人)

食洗機の導入を検討している人で、初期費用を抑えたいという人に、ミーレ食洗機はおすすめできません。

ミーレ食洗機は、450mmサイズの最安機種であっても機種代金が¥253,000かかります。さらに、配送料や設置費用が加算され、基本的に大幅な値引きも行われていないため、設置するのに総額で20〜30万円程度の費用がかかってしまいます。

個人的には、費用をかけてでも導入した方が良いと思っていますが、初期費用を少しでも抑えたいという人は、他メーカーの食洗機を検討した方が良いです。

フロントオープンタイプの場合

リンナイのフロントオープンタイプ450サイズ(リフォーム用):RSW-F402C-SVがおすすめです。
国内製のシステムキッチンに合わせた小型ビルトインタイプで、工事もたった3時間程度で設置可能です。

スライドオープンタイプの場合

Panasonicスライドオープン深型:NP-45MD9Wがおすすめです。洗浄力はミーレに劣るものの、初期費用は半額程度で設置可能です。

金銭的に余裕がない人はどうすればいい?

お金がないと、当然ながら食洗機は購入できません。

食洗機の設置には、機器代金だけでなく、設置費用や水道光熱費、洗剤などのランニングコストもかかります。

無理して導入する必要はありませんが、食洗機は費用がかかる分、食器洗いの時間を大幅に短縮できます。

1回の平均時間1日分の時間(3回分)1年間の時間
手洗い19.4分58.2分約356時間(約15日)
ミーレ食洗機朝昼晩と片付けの合計→約15分(3ヶ月計測した結果)約91時間(約3.8日)
どれくらいミーレが時短になるか約43分お得約265時間(約11日)お得

我が家では、ミーレ食洗機を導入したことで、食器洗いの時間が1日約43分削減されました。

1日43分短縮できると、1年間で約265時間(約11日)もの時間が生まれます。

この時間を使って仕事をすれば、仮に時給1,000円で働いた場合、¥265,000を稼ぐことも可能です。
実際にはそんな単純な計算ではないにせよ、時間の価値を考えれば、多少の無理をしてでも食洗機を導入する意義は十分あると思います。

設置スペースが限られている人

ミーレ食洗機は、設置スペースが限られている人にもおすすめできません。

ミーレ食洗機はビルトインタイプのため、設置するにはシステムキッチンに埋め込むスペースが必要になります。

サイズは幅450mmと600mmの2種類がありますが、一度に大量の食器を洗うことができる600mmの方がおすすめです。

ただし、キッチンのサイズが小さい家庭や、キッチンスペースが狭い家庭では、設置が難しい場合があります。

ミーレ食洗機の設置に必要なスペース

設置スペースは奥行きが58cm以上床から天板下までの高さが81〜87.5cm幅が45cm or 60cm、ドアを開けるために食洗機から対面の壁まで75cm以上が必要になります。

ミーレ食洗機に限らず、海外製の食洗機は国内製の食洗機よりサイズが大きいため、キッチンに設置可能かどうか事前に確認することが重要です。

ミーレ食洗機が設置できるシステムキッチンについては、こちら↓↓↓の記事をご覧ください。

カスタマイズや設置工事に対応できない人

賃貸住まいのように、食洗機の設置工事に対応できない人には、ミーレ食洗機はおすすめできません。

食洗機は大きく分けて「ビルトインタイプ」と「据え置きタイプ」の2種類があります。

据え置きタイプの食洗機は、キッチンの空いたスペースに置くだけで使用可能です。一方、ミーレ食洗機はビルトインタイプのため、設置には工事が必要です。

そもそも設置工事を行うことができない人には、ミーレ食洗機はおすすめできないのです。

賃貸住宅でのミーレ食洗機設置の注意点

賃貸住宅で入居者自身がミーレ食洗機を設置するのは、おすすめしません。

理由として、以下の2点があります。

賃貸住宅でミーレ食洗機をおすすめしない理由
  • 工事の許可が必要:入居者が勝手に工事を行うことはできず、大家さんの許可が必要です。
  • 退去時の原状回復義務:許可が出た場合でも、退去時に原状回復を求められる可能性があります。

費用をかけてミーレ食洗機を設置するべきかは、慎重に検討する必要がありますが、基本的に賃貸住宅で入居者自身がミーレ食洗機を設置するのはおすすめしません。

設置工事が難しい人は、据え置きタイプのレンタルサービスがおすすめ

  • 賃貸で設置工事ができない場合
  • 設置スペースが狭い場合
  • 費用の面で工事が難しい場合

設置工事が難しい場合、工事不要の据え置きタイプの食洗機を、レンタルサービスで利用するのがおすすめです。

レンタルサービスのメリット
  • 費用負担が軽い
  • 購入前に機種を試せる
  • 必要ない時に解約可能

食洗機のレンタルサービスは、費用負担が軽く短期間の利用が可能なため、賃貸住宅でも気軽に利用できます。特に、据え置きタイプであれば、工事不要のため安心して利用できます。ぜひ、ライフスタイルに合った選択を検討してください。

レンタルサービスが気になる方は、こちら↓↓↓の記事を参考にして下さい。

そもそも料理をしない人

食洗機は、毎日発生する食器洗いの時間を削減してくれる、最強の時短家電です。

つまり、そもそも食器を使わない人にミーレ食洗機は不要です。

普段から外食が多い人や、お弁当やお惣菜を買って食べる人は、わざわざ高いお金を払ってミーレ食洗機を設置しても、その恩恵をあまり受けることができません。

逆に、頻繁に料理をする人や、大人数の家族には、ミーレ食洗機が圧倒的におすすめです。

食器洗いが大好きすぎる人

食器洗いが大好きだという人には、ミーレ食洗機はおすすめしません。

私自身、料理を作るのは好きなのですが、その後の片付けや食器洗いは大嫌いです。

食器洗いの時間が嫌だから、なるべく時間短縮したいと思っている人が多いですが、たまに「食器洗いが大好き」という人がいます。

以前、私の知り合いでも、食器洗いを黙々とやることで、頭の中を一度リセットしているという人がいました。

食器洗いが好きで好きで仕方がないという人には、無理にミーレ食洗機はおすすめしません。

ミーレ食洗機なら、手洗いと比べて1日約43分も食器洗いの時間が削減されます。
しかし、食器洗いが好きな人から、この時間を奪ってしまうことになるため、「食器洗いが好きで食洗機は絶対使いたくない」という人は、ミーレ食洗機を導入しないでください。

こんな人にも実はおすすめ

機会の操作が苦手な人

「食洗機って、プログラムや機能がたくさんあって操作が難しそう」と感じている人も多いです。

実はミーレ食洗機は、操作がシンプルでとても簡単なのです。

通常の洗浄なら、食器をセットし、洗剤を入れてボタンを3つ押すだけで洗浄ができます。

また、高温で洗浄を行うことで、庫内を清潔に保つことができるため、毎日のお手入れも不要です。
お手入れは、以下の頻度で行うだけで十分です。

  • 週1回のフィルター掃除
  • 月1回の庫内洗浄
  • 年に3回の庫内洗浄剤を使った洗浄

以上3つのお手入れを中心に、日々のメンテナンスを行うことで、ミーレ食洗機は高い洗浄力を発揮し続けます。

日々のお手入れ方法はこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

ミーレ食洗機専用の庫内洗浄剤はこちら↓↓↓

頻繁に大きな調理器具を洗いたい人

大きな鍋やフライパンは、食洗機に入らない場合があります。

しかし、600mmサイズのミーレ食洗機であれば、大きな鍋やフライパンもしっかりと洗うことができます。

さらに、2024年12月16日には最新機種である高さ85cmのXXLモデルが発売されました。
この機種では、上段バスケットにも大きめの食器を入れることが可能になっています。

詳しくはこちら↓↓↓の記事をご覧ください。

また、ミーレ食洗機では「テフロン加工の調理器具は洗えない」という口コミを目にしますが、テフロン加工の調理器具も、中性洗剤を使用すればミーレ食洗機で問題なく洗浄することができます。

ただし、以下の点に注意が必要です。

ミーレ専用洗剤やフィニッシュなどのアルカリ性の洗剤は洗浄力が強いため、テフロン加工の調理器具の劣化が気になる方には、チャーミークリスタやキュキュットなどの中性洗剤の利用をおすすめします。

洗剤について詳しくはこちら↓↓↓の記事を参考にしてください。

メンテナンスやランニングコストを気にする人

なるべく費用を抑えたいと思うのは当然のことですが、ミーレ食洗機は初期費用やメンテナンス費用、ランニングコストが発生します。

ミーレ食洗機は、他の食洗機と比較して圧倒的に洗浄力が高い一方で、電気や水道などの光熱費は実は安いのです。

さらに、専用洗剤でなく代替品を利用すれば、洗剤代をかなり抑えることが可能です。

ミーレ食洗機の寿命は20年と言われています。国内メーカーの食洗機は耐用年数が10年程度であるため、しっかりとメンテナンスを行えば、長く利用することができ、トータルコストはむしろ安く済みます。

スクロールできます
ミーレボッシュガゲナウAEGパナソニックリンナイ
(450mm)
予洗い不要不要不要不要不要記載なし
洗浄容量12人分 72点(JEMA規格)12人分 84点(JEMA規格)14人分14人分(IEC規格)約12人分(72点)56点 8人分
節水8.9 L(ECOプログラム時)9.5L(エコ50°C使用時)記載なし11L(エコモード運転時)15.1L(汚れレベル2)12L(標準コース時)
節電0.7kWh(ECOプログラム時)0.9kWh (エコ50°C使用時)記載なし0.832kWh(エコモード運転時)0.92 kWh0.6kWh(標準コース時)
リンナイのみ450mmサイズ。他は600mmで比較。

日本製品を信頼している人

海外製の食洗機って、アフターサービスが心配という声をよく聞きます。

ミーレ食洗機には、2年間のメーカー保証が付帯しています。この期間内に発生するトラブルは、大抵初期不良や製品自体の不具合が原因です。何かおかしいと感じたら、遠慮なくミーレ・カスタマーサービスへ問い合わせてください。

ハウスメーカーやリフォーム会社を通じて設置工事を行った場合、それらの会社が独自のアフターサービスを提供している可能性もあります。メーカー保証期間が終了している場合でも、相談してみる価値はあります。

ミーレ・カスタマーサービスには、電話またはオンラインフォームのいずれかで連絡することができます。

・電話でのお問い合わせ:0120-310-647 (フリーダイヤル)
【受付時間】月~金 9:00~17:00 (土日祝日除く)

・オンラインフォームでのお問い合わせhttps://life.miele.co.jp/form/inquiry/

ミーレ食洗機が設置できない人におすすめするのはレンタルサービス

ミーレ食洗機は、予洗い不要で大容量の食洗機で、セットも簡単、操作も簡単ですべての人におすすめできます。
ただし、どうしても設置ができない場合は、他のメーカーの食洗機を検討する必要があります。

そんな時におすすめなのが、食洗機レンタルサービスです。

食洗機のレンタルサービスは、据え置きタイプの食洗機を短期間から利用できるサービスです。

ミーレ食洗機を設置したいのに条件的に設置が難しい場合は、無理に他のメーカーの食洗機を購入するのではなく、まずは気軽にレンタルサービスで食洗機の魅力を感じるところからスタートしてはいかがでしょうか。

食洗機レンタルサービスで、まずは気軽に食洗機のある生活を初めてみてください。

私がおすすめするレンタルサービスは次の3つ
  • Panasonic Store Plus
  • Rentio(レンティオ)
  • RaCLEaaS(ラクリアーズ)

まとめ

ミーレ食洗機は、予洗い不要で大容量、さらに操作が簡単な時短家電として、多くの家庭におすすめできる優れた製品です。家事の負担を大幅に減らし、時間を有効活用できる点は、特に忙しい共働き家庭や料理好きの方にとって大きな魅力です。

一方で、設置スペースや初期費用、賃貸物件での工事の制約など、導入が難しいケースもあります。

そんな場合には、他メーカーの選択肢やレンタルサービスを活用することで、自分のライフスタイルに合った形で食洗機を取り入れることができます。まずは気軽に試してみることで、食洗機の便利さを実感し、日々の生活をさらに快適にしていきましょう。

ミーレ食洗機が気になる方は、設置可能かどうかを確認し、適した選択肢を検討してください。どんな選択をするにせよ、食洗機のある生活があなたにとってより良い毎日をもたらしてくれることを願っています!

ミーレ食洗機の導入をお考えの方へ、購入から設置、使用方法までの全プロセスをまとめました。詳しくは、こちら↓↓↓の記事をご覧ください。

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