ミーレ食洗機をリフォームで設置する際の3つの方法と注意するべきポイント

ミーレ食洗機をリフォームで導入するためには、3つの方法があります。

  • システムキッチンごと新しくリフォームする
  • 今あるビルトイン食洗機からミーレ食洗機に交換する
  • 空いているスペースに後付けをする

ミーレ食洗機は、高い洗浄力と大容量、そして予洗い不要の使いやすさで人気の海外製食洗機です。
最近では、国内のシステムキッチンにも対応できるようになり、リフォーム時に導入する人が急増しています。

我が家でも2022年にミーレ食洗機を導入しましたが、食器洗いのストレスがなくなり、毎日の暮らしが大きく変わりました。

「もっと早く導入すればよかった」と心から感じています。

この記事では、これからミーレ食洗機をリフォームで設置したい人に向けて、
設置方法の違い・費用目安・注意点をわかりやすく解説します。

この記事を読むとわかること
  • リフォームでミーレ食洗機を設置する3つの方法
  • それぞれのメリット・デメリットと費用目安
  • 設置前に確認すべきポイント(スペース・電気・配管など)
  • 工事の流れと注意点
  • 失敗しない業者選びのコツ
目次

ミーレ食洗機設置の3つのパターン

ミーレ食洗機をリフォームで設置する方法は、次の3パターンがあります。

  • システムキッチンごと新しくリフォームする
  • 今あるビルトイン食洗機からミーレ食洗機に交換する
  • 空いているスペースに後付けをする

システムキッチンごと新しくリフォームする

古くなったキッチンを新しくする際に、システムキッチンと一緒にミーレ食洗機を設置する方法です。

メリット
  • システムキッチンのデザインやサイズに合わせて自由に選べる
  • 電気や配管工事を同時に行えるため、施工がスムーズ
  • 見た目も美しく仕上がる
デメリット
  • キッチンリフォーム費用がかかるため、工事費用は高め
  • 費用目安: 約80〜200万円(キッチンリフォーム費用を含む)

キッチン全体をリフォームするタイミングは、ミーレ食洗機を導入する最もおすすめのタイミングです。

今あるビルトイン食洗機からミーレに交換する

すでにシステムキッチンにビルトイン食洗機がついている場合は、ミーレ食洗機と入れ替え工事することができます。

特に、建売住宅や分譲マンションではスライド式(幅45cm)の国内メーカー食洗機が多く設置されているため、この方法がおすすめです。

メリット
  • キッチンを壊さずに交換できる
  • 工事期間が短い(数時間〜1日で完了する場合も)
デメリット
  • ミーレは幅60cmが主流のため、設置スペースに注意
  • 配線・配管が既存のままでは対応できないケースも

費用目安: 約40〜70万円(本体+交換工事)

食洗機がないところに後付けをする

これまで食洗機がなかったキッチンにも、空きスペースや収納下などに後付けすることができます。

メリット
  • 現状のキッチンを活かしつつ導入できる
  • 家事効率を大幅に改善できる
デメリット
  • 設置スペースや電気・水道の確保が必要
  • 場合によっては設置不可と判断されることも

費用目安: 約50〜90万円(電気・配管工事を含む)

※後付け設置は、業者によっては対応してくれない場合もあります。必ず現地調査をしてから判断してください。

設置前に確認しておくべき3つのポイント

ミーレ 食洗機を設置するには、専門の業者に現状確認してもらう必要があります。
ただし ご自身で 以下の3つの点について、事前に確認しておくことも大事です。

設置スペース(サイズと開閉スペース)

ミーレ食洗機は、幅45cmと幅60cmの2種類があります。

システムキッチンの高さや奥行きが足りないと、取り付けできないこともあります。システムキッチンのメーカーによってカウンターまでの高さが若干異なるため、事前の寸法確認は必須です。

設置可能高さ810mm〜875mm(開口部)
外形寸法幅60cm:W598×D570×H805-870
幅45cm:W448×D570×H805-870

また、食洗機を設置する場合、ドア全面に750mm以上の作業スペースのが必要になります。

図面や現物を測って、「実際に入るかどうか」を業者に確認するのが安心です。

水道・電気の準備(200Vが必要)

ミーレ食洗機は200V電源が必要です。

日本の一般家庭では100Vが主流なため、200Vへの配線工事が必要になるケースが多いです。

画像引用:ミーレ公式HP

また、給水・排水も既存の設備をそのまま使えない場合があります。

いずれも専門業者による施工が必要で、追加費用が発生する場合があるため、
見積もり段階で確認しておきましょう。

詳細の図面などはコチラ↓↓↓で確認できます。

キッチンの見た目との調和(扉材・面材)

ミーレ食洗機は、ドアパネルを自由に選べます。

標準のホワイトドア以外に、ステンレス製やシステムキッチンの面材と合わせる方法もあります。

面材パネルを用意する場合、システムキッチンメーカーに確認が必要です。

せっかくミーレ食洗機を導入するのであれば、機能面だけでなく、デザイン面も含めて検討するのがおすすめです。

ミーレ食洗機の設置事例と注意点

ミーレ食洗機を設置する3つのパターンの、具体的な事例を紹介していきます。

キッチンを新しくするリフォーム時に導入

システムキッチンを新しくリフォームする際に、ミーレ食洗機を設置した事例です。

クリナップのシステムキッチンに幅60cmサイズのミーレ食洗機を設置していて、設置にかかった費用は以下の通りです。

メーカー(クリナップ)からきた見積もり(本体価格)¥1,267,300
工事業者からの見積もり(本体価格)¥1,051,859(定価の17%OFF)
施工費¥145,000
合計(実際にかかった費用)¥1,196859(税抜)

この事例では、フルリフォームをしてる中から、システムキッチンとミーレ食洗機の費用を抜粋しています。

実際に施工費を含めた支払い額は¥1,196,859(税抜)でプラス消費税10%と諸経費が8%程度かかってきました。

他の工事とまとめて支払ったているため詳細金額は分かりませんが、システムキッチンとミーレ食洗機でおそらく140万程度の支払いであったと思います。

ちなみにこれは、我が家でミーレ食洗機を設置した時の内容です。

コチラ↓↓↓の記事に詳細が載っています。ぜひご覧ください。

今あるビルトイン食洗機からミーレに交換する

システムキッチンに元々設置してある国内製の食洗機から、ミーレ食洗機に交換工事を行った事例を2つ紹介します。

事例1:パナソニック食洗機 → ミーレ食洗機

1つ目の事例は、パナソニックのスライド式食洗機をミーレ食洗機に交換しています。

画像引用:ミーレ公式HP

既存のビルトイン食洗機を撤去して、設置完了まで4時間程度で完了したとのこと。

詳しくはコチラ↓↓↓の記事をご覧ください。

事例2:リンナイ食洗機 → ミーレ食洗機

2つ目は、リンナイのビルトイン食洗機からミーレ食洗機への交換工事。

機種は我が家と同じG 7314 C SCi AutoDosを設置しています。

機種のみの交換工事で総額¥621,000だったとのこと。

詳しくはコチラ↓↓↓の記事をご覧ください。

食洗機がないところに後付けをする

最後に、元々は食洗機がないところに、後付けする方法を2つ紹介します。

事例1:食洗機がないシステムキッチンに設置する

システムキッチンの引き出し部分に、新たにミーレ食洗機を設置することが可能です。

この場合、設置するためには次の3つの条件が揃う必要があります

  • 設置可能な寸法を確保できる。
  • 200vの電源が確保できる。
  • 給排水の配管が施工できる。

上記3点をリフォーム業者に確認してもらい、施工可能と判断されれば、設置が可能です。

ただし、業者によっては対応できない場合もあるため注意が必要です。詳しくはコチラ↓↓↓の記事をご覧ください。

事例2:システムキッチン以外の場所に設置する

システムキッチンに設置ができない場合、最後の手段はそれ以外の場所に置くという方法があります。

この方法なら、200vの電源と給排水の配管があれば、どこでも設置することが可能です。

ただし、イレギュラーな方法であるため、全ての業者が対応してくれるわけでありません。どうしても設置を希望する場合、必ず事前に相談をしてください。

よくある失敗・注意点

海外製の食洗機を設置する際は次の3つの点に注意をしてください

  • サイズが合わず、工事をやり直す羽目になった
  • 200V電源が必要と知らず、追加費用が発生
  • 経験のない業者に依頼して設置ミスが起きた

最近は、海外製食洗機の人気も上がってきたため、施工実績がある業者も増えてきていますが、設置寸法や電源工事のミスは多くあります。

特に、システムキッチンのメーカ−によって、カウンター内の高さが違うため、本当に設置可能かどうかしっかり確認することは重要です。

安心して工事が依頼できるように、「ミーレの施工経験がある業者」を見つけることが何よりも大事なポイントです。

リフォーム工事業者の選び方

ミーレ食洗機を設置する業者の探し方は次の2パターンがあります。

  • ミーレ直営店や正規販売店に依頼する
  • リフォーム会社や工務店、建設会社、設備会社に依頼する

ミーレ直営店や正規販売店に依頼する

ミーレ食洗機の入れ替え工事をする際には、ミーレ直営店や正規販売店に依頼するのがおすすめです。

ミーレのショールーム「Miele Experience Center (直営店) 」は国内に6か所あります。実際の製品を見て触って、体験できる体験型店舗で、私も行って色々と質問をしてきました。

東京(目黒・表参道・日比谷)、名古屋・大阪・神戸にあるため、近くにお住まいの方は一度見学に行くことをおすすめします。

また、直営店以外にも全国各地に、ミーレ正規販売店があります。コチラから一覧を確認できるため、問い合わせや訪問をしてみても良いです。

直営店限定キャンペーン

画像引用:ミーレ公式HP

直営店では、期間限定でお得な割引キャンペーンを実施していることがあります。

現在も送料・設置料・工事良から最大9万円OFFのキャンペーンを実施中です。

ミーレ食洗機の導入を検討している方は、今が大チャンスです。早めに申し込みすることをおすすめします。

リフォーム会社・工務店・建設会社・設備会社に依頼する

システムキッチンのリフォームや、直置きなどの特殊な工事を検討している場合は、リフォーム会社・工務店・建設会社・設備会社など、総合的に工事対応ができる業者へ依頼するのがおすすめです。

ただし、ミーレ食洗機の施工実績がある業者を選ぶことが非常に重要です。経験のない業者に依頼してしまうと、仕上がりに不満が残ったり、設置後にトラブルが発生する可能性があります。

また、業者選びの際は必ず相見積もりを取ることがポイントです。
最低でも2〜4社ほどに見積もりを依頼することで、金額や工事内容を比較検討でき、納得できる業者を選びやすくなります。

相見積もりをする際は、「リショップナビ」というリフォーム比較サイトを使うと、簡単に複数業者へ見積もり依頼をすることができます。

リショップナビは、全国4,000社と提携している、最大規模のリフォーム紹介サイトです。

すでにリショップナビの利用を決めている人はもちろん、他のリフォーム紹介サイトと迷っている人も、ぜひ最後まで読んでいただき、リフォーム比較サイト選びの参考にしてください。

ミーレ食洗機の設置相談はコチラ!

業者選びについてはコチラ↓↓↓の記事もご覧ください。

まとめ

ミーレ食洗機の導入は「計画」と「業者選び」が成功のカギになります。

ミーレ食洗機をリフォームで導入する方法は以下の3つです。

  • キッチンごと新しくリフォームする
  • 既存のビルトイン食洗機から交換する
  • 空いているスペースに後付けする

どの方法を選ぶかによって費用や工事内容は変わりますが、共通して大切なのは、設置条件(サイズ・電源・配管)を事前に確認し、施工経験がある業者に依頼することです。

ミーレ食洗機は高性能で、毎日の家事を大きく変えてくれる家電です。
一度使えば「もう手洗いには戻れない」と感じる人が多いほど、満足度の高い製品です。

リフォームを成功させるためには、複数社への相見積もりで工事内容や費用をしっかり比較し、信頼できるパートナーを見つけましょう。

ミーレ食洗機の設置相談はコチラ!

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